モゴローなんちゃって日記

      フォト短歌、影、心に浮ぶ言葉たち。

エッセイ

わかった振りしない、

今日、母を病院へ連れて行った。2ヶ月ほど入院した回復期リハビリ病院に退院後も通っている。入院の原因となったケガとは別の症状が退院直前に表われ、その病院に専門医がいるということで、入院時の主治医からその専門医に替わって診てもらうようになってい…

運動会の思い出…の続き

娘の5年生の担任教諭は20代の男性だった。最初の参観日も1学期の個人懇談も印象は良かった。ところが2学期のある日、娘の帰りがいつもより1時間以上遅い。学校に電話を入れようとしたところで帰って来た。聞くと、クラス内でのいじめがわかり、担任が激怒…

運動会の思い出

私の住むマンションの前は小学校。これを私はとても気に入っている。朝礼、休み時間、体育の授業、プール、そして運動会の練習の声が聞こえてくるとうれしくなる。私の娘の頃から運動会は9月の最終土曜日で、それは変わってないようだ。当時、運動会の日は7…

ジェーンとシャルロット

「歌」の方で好きになったジェーン・バーキン。シャルロットは「なまいきシャルロット」しか見たことないし。なのだが、やはり観たかった。 全く行き来してなかった親子が何十年ぶりに劇的に対話してわかり合ったとか、そういう話ではない。多分だけど、この…

「見上げる」

私は「コラージュ」好きでもあります。美術作品としてのコラージュではなく、「イメージ遊び」としてのコラージュです。心の息抜きになるなど、コラージュには魅力がいっぱいです。コラージュについてはコラージュ専用ブログの方で発信しているのですが、今…

「混ざっている」横尾忠則展

顔と名前は知ってるかも…くらいだった横尾忠則さん。コラージュと言えば横尾忠則でしょ、ってことも全く知らずにいたのですが、調べると「横尾忠則現代美術館」がわりと近くにあったので行ってきました。私は美術作品ジャンルとしてのコラージュではなく、そ…

ケーテ・コルヴィッツ「マリアとエリサベト」④

「マリアは、三か月ほどエリサベトと暮らして、家に帰った。」 (新約聖書ルカによる福音書1:56) ------------- 私の大好きな聖書の言葉。ケーテ・コルヴィッツの他の作品を見るためにヤフオクにて300円で買った古い画集。最後の数ページの中に出てきた「…

前代未聞!単身者パックカート行方不明の巻~(後)

ちなみに、日程や移動距離にもよるのかもしれませんが、「〇通」より「〇マ〇」の単身者パックの方が料金は安かったです。カートの大きさはほぼ同じでした。 続きですが、月曜日の朝、業者から「遅れます」との連絡。一番の繁忙期なので仕方ないと思っていた…

前代未聞!単身者パックカート行方不明の巻~(前)

昨年解決済みの話なので安心してお読み下さい。 今週は大学の卒業式が多かったようですね。美しい袴姿の学生さんを何人も見かけました。フォト短歌はこのブログで昨年の今頃にも見ていただいたものです。 「行きはよいよい帰りは~♬」娘が大学進学で札幌に引…

ケーテ・コルヴィッツ「マリアとエリサベト」③

画集の1927年作「マリアとエリサベト」は左側がマリアだということになった。他の画家もそうだが、どうしてマリアのお腹の方が大きいのだろうか。それにしても、そこには、二人が手を取合い、肩を抱き合い、お腹を触り合っている姿が多く描かれていて、実際…

ケーテ・コルヴィッツ「マリアとエリサベト」②

①の続きを書こうとしたところで突如ある疑問が…。 この絵(デッサン)、どっちがマリアでどっちがエリサベトなのだろうか。私は左がエリサベトだと思っていた。左の女性の方がお腹が大きい。この時、エリサベトの方がお腹は大きかったはず。そして、顔も老け…

父との帰り道

昨日の教会の帰り、父と私です。父はいまや押し車(シルバーカー)なしでは外での歩行は難しくなっています。父の足が弱りだしたのはコロナ禍が始まったのと同時期ですが、ちょうどその頃から車で送迎して下さる方がいて助かっていました。昨年秋からその方…

混ざり合う気持ち

少し前、近くに住む母から「教会に置いてある聖書と讃美歌を持って帰ってほしい」と言われました。母は心の病を患い、近年は足の痛みもあって外出はほぼできません。教会へはかれこれ8年くらい行ってないです。行ってないと言うか、行けないでいます。その前…

神のみわざはただしく

葬儀用楽譜ファイル。葬儀に弾かない曲も写ってます。 10日前葬儀の奏楽をしました。高校生のときから奏楽をしている私は奏楽歴だけは長いのですが、初めて葬儀の奏楽をしたのは今の教会に移ってからです。現在の職場になって、週日に定休日があったり、午前…

私の影0216

陽のあるうちに洗濯物干す(傘さしてるみたい)---------- 多分夜型人間なのだと思う。1日の休日であっという間に夜昼逆転するタイプ。夕焼けは見ても朝焼けを見ることはほぼない。 昔、仕事をしていない時期があり、晴れの日はせっせと布団を干し、カーテ…

間に合わないなんてない

どんなものにだって耳をすまして歩く あらゆるものに 気づくことができるように 失わないように …… …… もう一度だけ 一緒に始めよう “間に合わない”なんてない ------------- この曲でデビューした時にテレビでチラッと見て、 いい歌だなぁと思ったけれどそ…

まりも伝説

昨夜パソコンを開いたら、ネットニュースで「阿寒湖のマリモが大量に打ち上げられる」が目に入った。え、まりもが。 「まりも」の思い出、それは中学2年の時同じクラスだったM島くんだ。風変わりで面白い男子だった。女子とも話しが合って、私も時々お喋り…

今夜気になったこと

家事は嫌いだが、避けては通れない道ゆえとぼとぼ歩く毎日。嫌いって言うかめんどくさい!皆さん、そんなことないですかね…。でもこんな写真載っけるからには、今日はましな日です。そこそこ美味しそうに見えると思いますが、美味しそう、ってのと、美味しい…

思い返す言葉。グスタボ・イソエ。

鷹野隆大さんの写真展に行ってきたことを伝えました。 帰宅してからリーフレットにある鷹野さんの言葉を読んでいたら、「この装置が教えてくれたのは、いかに自分が『見たいものを見たいように見ていたのか』だった」とあった。 私はグスタボ・イソエさんの…

「娘は戦場で生まれた」

今さらながらではありますが、私はこの映画を昨年7月に見ました。 公開が3月からでコロナと被ったため見た人は少なかったのではないかと思います。今春?Eテレで短縮版が放映されていたみたいです。 今となってみれば、昨年7月のコロナ状況はまだ大したこと…

静かに見ている(ハマスホイ)

買ってしまった…。少し前に遠藤周作さんの「影に対して」という本を紹介しましたが、その表紙の絵。なんとも言えず心惹かれるものでした。編集者はどうしてこの絵を選んだのだろうかと。 私は知らなかったのですが、有名な画家なのですね。 ヴィルヘルム・ハ…

出血性胃炎とわかってうれしかった話

昨日の朝、健康診断に行ってきた。大きい病院に勤めているときは、職員の健診日が決まっていて一斉にしてもらえていたが、個人クリニックに勤務するようになってから、自分で健診病院に申し込む形なので、めんどくさがりの私はずるずる年度末になることが多…

「かに道楽」じゃなく

昨日は「成人の日」でしたね。成人式が中止になったところもあったようで、楽しみに準備していた人にとってはがっかりだったでしょう。一方、成人式に行きたくない人、行きたくても行けない人にとっては、どこかほっとした日になったかもしれません。 私は「…