先に行き天使と語らう君ならば私の居場所教えといてね
その時、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。その時、人の子は天使たちを遣わし、地の果てから天の果てまで、選ばれた者を四方から呼び集める。
(新約聖書 マルコによる福音書13章26-27）
アドベントということで、先週ここを読むことがあった。
この箇所、うちの教会の前の牧師先生が、いつだったかメッセージしたところだぁ。すごく心に留るものだったので覚えている。いつだったかな。メッセージメモ（眠気防止メモ）を探してみたら2016/12/4だった。マルコによる福音書を連続講解していたのだが、ちょうどここがアドベントの季節にかかっているのは、狙ってだったのか、たまたまだったのか。たまたまなんて言ってはいけないですね、神様のお導きでしょうか。
先生は、メッセージの導入で、時々教会にやって来る訳ありおじさんの話をしました。うちの教会員ではない人で、どこかで洗礼を受けているという話だったかな。色々事情があるらしく、その頃はなんだか不安定な生活をしていて、時々ふらっと教会にやって来ては先生と神様の話などして帰る…みたいなことがあったそうです。ある日もやって来たのですが、先生が対応しきれないくらい荒れていて、仕方なく警察を呼んだということでした。
先生は「私達が集まるのではなく、神様が呼び集めてくださる」。そして「様々な事情で教会に来ることができなかった人も、終わりの日には必ず集められる」と言っていました。
神様は、明らかに教会にいるとわかる人だけを呼び集めるのではなく、「え、こんな人もいたのか」というような人も呼び集めてくださると。神様は、圧倒的な力で呼び集めてくださるそうです。
写真は昨日の空ですが、撮ったあとに起った出来事を通して見ると、雲が天使に見えてきました。
天使がやって来て、「え、こんな私なのに」探し当てて呼び集めてくださる。そして、先に天に行った人と一緒になるのだと思いました。
