モゴローなんちゃって日記

      フォト短歌、影、心に浮ぶ言葉たち。

ゆきむすめの影

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仕事帰りの駅にて

10月11日(月)曇り

昨日までの数日晴れが続いて暑かった。昨日教会の帰りは日傘を忘れたこともあって汗だく。
札幌に住む娘に「こっち30℃」とlineしたら、
「えー笑、こっちはヒートテック着てるよ」
「えー笑、クーラーかけてるけど」
「えー笑、1週間前から電気毛布つけてるよ」
「えー笑」
ちなみに、電気毛布は寝るとき用ではなく、炬燵出すまでの膝掛け用です。
炬燵と言えば3年前の11月、やっぱり必要と言うのでネット購入して送ってやろうとしたらネット詐欺にあいました。この話はまたいつかしよう。

影の連続投稿を見た友人から、「人間に疲れてんの~?」と的確なメッセージが入る。
ええ、ええ、まさにその通りでございます。
「人間」に疲れているのだよ。人間ほど厄介なものはないね。
自分も人間だけど。そこがみそ。人間に疲れ、でも人間に癒される。

今日は曇りなので影は見えなかったし見つからなかった。
ふと急に、「ゆきむすめ」を思い出した。
幼い頃好きだった絵本のひとつ。絵は「おおきなかぶ」と同じ画家です。
子どものいない老夫婦が、雪で女の子をつくって氷のかけらを目にしたら動きだして本物の娘になった。
目を入れたら完成したというのは興味深い。
ゆきむすめは美しく成長したが、春になると元気がなくなってしまう。数人の友達がピクニックに誘いに来て、ゆきむすめは「おひさまが怖い」と言って嫌がったのに老夫婦はお出かけを勧めてしまう。
なんとか夕方を迎えたが、女の子達はたき火飛び遊びを始めてしまい、ゆきむすめが飛んだら消えていなくなったというお話。
儚い話だ。子どもでも儚さは十分わかる。
人のゆーめーと~ペンでかけば~儚い~って読むのですね~(松田聖子野菊の墓」より…関係ないけどメロディーが頭を駆け巡る)。

ゆきむすめに影はあったのだろうか。
そんなことを思う曇りの日だった。

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そうそう、ゆきむすめと言えば、「地獄先生ぬ~べ~」に雪女(ゆきめ)ちゃんっていたでしょ。
モゴローはアニメしか見ておらず、もう忘れちゃったけど、ゆきめちゃんが死ぬ?ところで泣いたことは覚えている。
今調べたら、原作ではゆきめちゃんは復活してぬ~べ~と結婚したのだって。よかった~。