モゴローなんちゃって日記

      フォト短歌、影、心に浮ぶ言葉たち。

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

歌集「林の風に」

高島志保美さん(日本キリスト改革派神港教会員)の歌集。 著者は9歳の頃、結核を患い1年間学校に行けず読書をして過ごしたという(序文より)。その時に小倉百人一首に親しんだそうです。最近の短歌は口語体が主流でリズムも自由過ぎるのがありますが、高…

そよぐ心

新緑が好きという君連れ出してたまにはそよぐ心聞かせて-------------新緑が好きだという君は 聞かせてと言っても言わないことはわかっているだから 耳を澄ませます君がそよいでいる 聞こえないような微かな音を-------------オルガンレッスンのため神戸改革…

そぼ降るは少し遠くの君の顔たぶん雫は涙ではなく -----------ベランダのラナンキュラスが雨に濡れている午後今日は涙じゃないねいやいつも君は泣かないものでも 知っているよ泣きたい気持ちがあることを