モゴローなんちゃって日記

      フォト短歌、影、心に浮ぶ言葉たち。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

向田邦子の恋文②

写真の左側は向田邦子が亡くなって2年後に出版された本の文庫版である。私はこれを見たとき、向田さんの若い頃の写真に驚いた。まるで女優かモデルのような美しさなのだ。ポーズまでして。確かに向田さんは元々美人だとは思うけれど。それにしても、これは…

向田邦子の恋文①

実家に向田邦子全集(選集?)があり、学生時代エッセイが好きで読んでいた。ほとんど忘れてしまったが、ひとつ覚えているのは、「買った喪服を早く着たいと思った」という話。向田邦子はとてもおしゃれで、若い頃は黒い服ばかり着ていたそうだ。その頃、上…

高見順「闘病日記」②

✿一人の作家が一生のうち書く量はどのくらいのものなのか。高見順のそれは圧倒的なのではないか。食道癌を患い、死に向かって衰えていく一方の中で、病室のベッドでこれだけの日記を書くとは。パソコンも無い時代、どれだけのエネルギーが要っただろう。高見…

高見順「闘病日記」①

✿学生時代、先輩に勧められて初めて高見順を読んだ。小説「胸より胸に」。今やあらすじさえ覚えていない有り様だが、ただ、この高見順という人には「悲しみ」が関係していると思った…ことだけは覚えている。小説は他に2つ読んだだけだったが、大学の図書館…

催促line

仕送りの催促lineが思い出に変わりそうな夏至近づきて昨夜、娘から「振込みめんどくさかったらPayPayで送金してくれてもいいよ~」とlineが来た。 あれっ、送金してなかったっけ?してなかったみたい。通帳に記録が残る方がいいので、やっぱり郵便局へ振込み…

備えの手

ひっそりとまだ人来ない堂にいて備えの手待つ六月六日礼拝中の子どもメッセージの時に使うモニター。使用しない時にかけるカバーが新調されました。布に絵を描くのが趣味の教会員作です。一昨日はお花も百合。別の教会員がお家のお庭に咲いた百合を生けてく…

連なって

曇りでも今年も教会ある町に被造物は連なり賛美す今週のハレルヤアート工房。今朝はブローチ。天気、曇り。これ、教会の隣りの隣りのお家。教会員のお家の紫陽花です。 写りが悪かったので、ブローチだけ帰宅後別撮りしました。

テントウムシ

いつの間にいなくなったの虫たちをポッケの中から連れてくる君 勤務先の小さな眼科医院。久しぶりにボールペンやハンドクリームなどを入れている引き出しを整理した。そうしたら、以前患者さんにもらった手作りの虫たちが出てきた。大きな病院では、手術など…

黄色い花と赤い花

君たちは自分が何色か知ってるの? そっか、知らないのか そうだね、鏡も見ないし 黄色い花と赤い花 そう呼ばせてもらうけど とにかく、君たちはきれいな色だ それだけ言っておくね ※コラージュブログでは、先月1ヶ月間の「日めくりカレンダー」を無事終えま…