詩
「真昼間の水やり」 きれいダイヤモンドみたいだ ダイヤモンド見たことないけどそんな気がしちゃったまぁいいよきれいなんだからそれでいいよ
こんなところで飲んでたのか君に付き合うのは嫌じゃないよだから一人でいないで今度は一緒に
横断歩道を走る君遅刻じゃないか急げいや急がなくていい君がここを渡るのを僕はもう何度も見送れないから第一君がスピードを上げるのは心配なのだ
お疲れさん みなさんも私も----------君もここが帰り道なのか君の帰るところは安心して憩えるところだろうかそうだといいなぁいつもそう思っているよ
家の目の前の歩道橋。渡れば小学校。毎日多くの子ども達が利用する橋。随分古くなっているのが気になっていたのだ。
色は何色か、ではなく何色に見えるか、なのだ暗闇では色など何の意味も持たないましてや鮮やかな色などないのだ 鮮やかさは光の加減だ草花は物静かにそれを受けるだから光を遮ってはならない
高く飛んでいくような祈りそして それは地に落ち 地に着くそんな祈り
わからないことはわからないままに詮索する必要はない今は全てを知ることはできないし知ったところで君の助けにはならないのだ次に行く方向の目印を探せその目印に注意深くせよこぼれ落ちた そのところだけを見つめるそして気づくことそれを忘れないでほしい
東京でも 神戸でもない雪多い街の11時36分いつの11時36分だろうシャッターを押したときの11時36分戻らない雪の日の11時36分
仕事の帰り道いつもと逆方向に自転車を走らせた小さな川があって三日月がきれいに輝いていた 完敗はしたくない負けるにしても負け方が重要だ部分的に負けつつ全体で勝つ 今は負けていても最後に勝つ大勝利を目指すのではなく僅差で勝つ戦略を練ることを諦め…
雪よ そこをどいてくれないか僕はそこに座りたい座って休みたい僕はひどく疲れているのだいや僕は譲れない今はその時でない今ここに君が座れば君は凍りついてしまうだから 暖かい場所に行き着いてしばし待っていてほしいその間に僕は解けるから僕が解けたな…
いわゆるど根性系か…系、なんて言われたくない?え、別に構わないってそっかその方が楽かもね君の自由にしなさて私は何系にしようっかな
鍵が鍵かけられていた3回言ったら早口言葉だね開けてあげたいけど私にはできないよ君の相棒どこ行った君を鍵かけどこ行った
君たちは自分が何色か知ってるの? そっか、知らないのか そうだね、鏡も見ないし 黄色い花と赤い花 そう呼ばせてもらうけど とにかく、君たちはきれいな色だ それだけ言っておくね ※コラージュブログでは、先月1ヶ月間の「日めくりカレンダー」を無事終えま…
いつもの土曜日はミニテニスを楽しむグループが陣取っているさすがに今日は誰もいないねそのかわり 影達が静かに遊んでいたこのあとしばらくしたら空が暗くなり雨が降ってきた影達は急に気配を消していなくなってしまったよいや きっと隠れん坊しているんだ…