モゴローなんちゃって日記

      フォト短歌、影、心に浮ぶ言葉たち。

ストーブ

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朝一番密かに灯す人がいてその温もりが奏者を励まし

 

私の住んでいる地域は、これまで暖かく、この冬初めて「寒い!」と思ったのは、先週の木曜日でした。

そして、今朝はやっぱり寒かった。教会に行く日曜日の中でも、今季一番の低気温だったわけです。

 

バスの便の都合などもあり、教会には早めに到着します。そして、奏楽当番の日は、皆さんが来るまでに少しオルガンの練習をします。奏楽とは、礼拝でオルガン(やピアノなど)を弾くことです。

現在ではパイプオルガン…は無理でも、電子オルガンを導入している教会が増えていますが、私の通う教会では昔ながらの「リードオルガン」。ペダルを踏むことによって空気を送り、リードを振るわせることで音が出るオルガンです。ペダルと言っても、空気を起こすためのもので、パイプオルガンのような足鍵盤ということではありません。音の出方としてはアコーディオンのような感じです。

 

さて、今朝も無事到着。うう、寒い。床暖房やエアコンもつけたばかりで、礼拝堂はまだ暖まっていません。オルガンの足元には電気ストーブが置いてあって、それをつけます。しばしそこに佇む。

10年くらい前、朝一番に来て、礼拝堂の準備や礼拝後のお茶の準備をする係の一人の方が、私が到着するより先に、このストーブをつけて下さっていました。私が早めに来て練習するのを知って、到着した時少しでも暖かくなっているようにと。10年前の冬は、今よりもっと寒い冬でした。

今朝はそんなことを思い出しながら、よし、間違わないように弾こう!と思いましたが、いっぱい間違えちゃった。次回こそは!…と、いつも思っているような。