（仕事の帰りに寄ったスーパー。12：58です。）
玉筋魚を煮たいと言う母をまだ無理だよとなだめるホワイトデー
最近、玉筋魚（いかなご）を煮ている匂いがあちこちからしています。
今日の仕事はお昼まで。帰りに寄ったスーパーでも玉筋魚が出ていました。今日は予約以外の人の分もあったみたいですね。このスーパー、時にはお客さんが入り口からはみ出て並ぶくらいの日もあります。玉筋魚行列！
結婚した頃、古い公営住宅に住んでいましたが、隣のおばちゃんも、そのお隣のおばちゃんも、玉筋魚のくぎ煮を作って持って来てくれました。どう見ても私は作っていなさそうだったのでしょう。ええ、そうです、そうです。その通りです～。いただいた玉筋魚をお弁当のご飯にのせて、本当に美味しかったし助かりました。
公営住宅だったので、ゴミ置き場の鍵開け当番とか日曜日の早朝草抜きとかがあって、面倒だな…と思うときもあったけど、ごちゃごちゃ言いつつ、お隣さんのことを気にかけている関係はほんのり楽しかったかもしれません。
短歌は8年前に作ったものです。
心の病を持つ母にとって、したいことができるのはほんの一時期。それを逃すと次はいつやら。でも、張り切ってしたいことをたくさんしてしまうと、疲れが後に出てしまう。それはそれで厄介なことになるのです。
玉筋魚を煮たいという母に、「無理しない方がいいよ、もう少し待った方がいいと思うよ」と言う私。逸る心のままにさせてあげたいけれど。それにストップをかける時はちょっと心が、ん…ってなりますね。ま、仕方ないか。ごめんね、お母さん。
玉筋魚を作ることができた年もあります。母の玉筋魚は美味しかったです。
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