モゴローなんちゃって日記

      フォト短歌、影、心に浮ぶ言葉たち。

前代未聞!単身者パックカート行方不明の巻~(後)

 ちなみに、日程や移動距離にもよるのかもしれませんが、「〇通」より「〇マ〇」の単身者パックの方が料金は安かったです。カートの大きさはほぼ同じでした。

 続きですが、月曜日の朝、業者から「遅れます」との連絡。一番の繁忙期なので仕方ないと思っていたら、午後になって「まだこちらの営業所に荷物が届いていない、本日中は無理かも」と。「お布団はありますか?」など丁寧な対応。確かに実家に帰ってくるパターンだからいいけど、逆パターンならホテル泊になりますよね。まぁでも、うちはそうじゃないので「大丈夫ですよ-」みたいなことでその日は終わったのですが、翌日になっても「届かない」。そして、3日目には連絡も滞る。いくら北海道からでも荷物出してから1週間も経っている。責任の所在もはっきりしない。やり取りしているうちに荷物を回収した札幌営業所が責任の窓口らしいとわかる。娘も、入社式までの最後10日間はさすがに大人しく家にいる予定で、帰省時のために置いてあったヨレヨレのスウェットで過ごせてはいたが、え、1週間経ってどこにあるかわかんないの?そんなことあるの?小さい荷物でもピってして「追跡」できるじゃん。聞くと、なんと単身者パックのカートはそれやってないとのこと。えーそうなの~。でも、目視したらわかるよ。単身者パックにベッドを入れてる人なんていないもの。全国の営業所に通達は出しているということだったが、多分、どこの営業所も自分の責任じゃなければ必死には探さないだろう。札幌から関東へ向けて搬出したところまでは確認取れているが、そこでトラックを替えてから後がわからないと言う。札幌営業所の人が悪いわけじゃないし、私も個人を責めるつもりはない。ただ、誰かが責任を持って対処してくれないとどうにもならない。会社としてトラブルを取り扱う部門はないようだった。
 私がぶち切れたのは、荷物が届いていないのに「お荷物受取り後のアンケート」がメールで来たこと(笑)。連動してないのね。それで、お客さまコールセンターに電話して、これこれしかじか話すと「えー、そんなこと聞いたことがありません」と言う。そこの所長にも伝えてもらったが、結局は札幌営業所の人から連絡が来るのだった。札幌営業所の人も、こんなことは初めてだと言う。「前代未聞レベル」の出来事だったのだ。引越しで荷物の一部が届かないというのはよくあるそうですが、カートごと紛失なんてないようです。え、それって、警察に届けなくていいの~。ついに、業者側がこれ以上は預かれないという設定期日を過ぎても出てこない。入社式に着るスーツも入っている。「必要な物は買って下さい」とのこと。後で支払ってくれるそう。入社式3日前にスーツを購入。これについては、私も娘も本当にわかっていなかったのですが、リクルートスーツと違って、入社式スーツはオシャレで質がレベルアップして高いのです。荷物に入っていたのは貰い物のリクルートスーツだったのですが、娘が買ってきたのは入社式スーツ。持っていたのより良いものを買ってしまった(ぎゃっ)あと、このままじゃ外に出かける服もないというので1着だけ買いました。他にも仕事で必要な本もあり、ネット注文した方がいいだろうという話にまでなってきた。10日出てこないってことは永遠に出てこないのでは…。どのくらい補償してくれるのだろうと荷物の価値を計算してみたり(笑)。補償については契約書にも決まりは書いておらず、その時々のケースで判断するみたいなことでした。幸い、思い出の物はゆうパックの方でこちらには入っておらず、出てこなかったとしても心のダメージは少なくて済みそう。なーんて思っていたら、とうとう、やっと「見つかりました」の連絡。結局、経緯はわからなかったみたいで何の説明もなかったのですが、とにかく見つかった~、よかった~。結果的には入社式に間に合ったのですが、引越し費用は全額払い戻しになり、そして、買ったものも全額補償してくれました。札幌営業所がその費用を被ることになるみたいで、それについては気の毒に思いました。

 本当に失いたくないものは手荷物にするしかないですが、そうもいかないですよね。段ボールに番号を書くとか、中身の写真を撮るとかしておくといいそうです。
 やれやれの騒動でした。来週引越しの方も多いかもしれませんね。お気をつけて~。