モゴローなんちゃって日記

      フォト短歌、影、心に浮ぶ言葉たち。

「混ざっている」横尾忠則展

 顔と名前は知ってるかも…くらいだった横尾忠則さん。コラージュと言えば横尾忠則でしょ、ってことも全く知らずにいたのですが、調べると「横尾忠則現代美術館」がわりと近くにあったので行ってきました。私は美術作品ジャンルとしてのコラージュではなく、それを心理療法に用いたコラージュに関心を持っています。興味のある方は「コラージュブログ~コラージュで思い巡らそう~」もご覧下さい。
 美術館は阪急王子公園駅から歩いて10分くらいです。王子動物園をもう少し行ったところ。歩いていたら向かい側に「神戸文学館」なるものがあり無料だったので入ってみる。昔、ここに関西学院大学があった頃のチャペルだそうです。神戸ゆかりの作家さんたちの直筆原稿が展示されていました。遠藤周作さんなど。筆跡、なかなか面白い。字を見れば誰かわかる。今はスマホやパソコンで文章を書くので、そう言や私なんて娘がどんな字を書くかもわかってないような。両親の字はすぐわかるのに。
 私、大学のあとに視能訓練士養成の学校に行ったわけですが、実は大学のとき就活を1回だけしてて、大阪府警を受けたのだった。正式の名前は忘れましたが、筆跡鑑定部署みたいなところ。そこに私のゼミの卒業生がいて、なんと、その試験結果をゼミの先生に教えてて、えーそんなんほんまはあかんのに〜って感じですが、自慢ですが心理科目はまあまあ高得点だったそうです。しかし、「一般常識がね…」「…」稀に見る低得点。当時からして常識なかった(笑)。筆跡鑑定部署なんて今やどうなってるのでしょうね。100倍越えの競争率だったけれど。

 横尾さんの話に戻りますが、これまでの作品展を振り返る企画。頻繁に作品展が開かれており、そして作品数もすごい。
 パッと見て感じたのは「混ざってる」でした。色んなものが混ざり合ってる。そして、それゆえの?エネルギー。あと、深いユーモア。なんなのこれ?なんだけど、わかるわーとも感じる。生きているというのは混ざることなんだと思いました。
 ごく一部を除いて写真撮影できる作品展でした。

コラージュで思い巡らそう! (hatenadiary.com)
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